今日の話題はオンラインニュースに見る日本語です。半年ぐらい前から目について仕方ないのが、オンラインで見かけるニュースの伝え方。
とくに、人々の反応の描写で、感情に訴えたり、悲壮感を漂わせるテクニックが、気になってしまいます。間接表現で何が起こったかを想像させようとする書き方だったり。一度気になり出すと止まらなくて、ある種の言葉探しが面白くもあったりします。 続きを読む
この週末に公園で娘を遊ばせていると4歳半の女の子が私に話しかけてきました。自己紹介のあと「Are you smart?」と聞いてきます。「I don’t know. How about you?」と聞き返すと「I am super smart like a super hero!」と自信たっぷりに答えました。
この女の子は自分のことを「超かしこい」と表現しています。日米の女性における自信の違いは、もう幼少の時点で勝負ありやなと思ってしまいました。ちなみに、一番気に入っているスーパーヒーローはワンダーウーマン(Wonder Woman)だそうです。 続きを読む
15年ぐらいまともに日本語の文章を書いてきませんでした。そこでブログをはじめるに当たりブロガー・イケダハヤトさんの本「武器としての書く技術」を読んでみました。やはり長年文章を書いてこられただけあって、簡潔なのに奥深いです。中でも印象に残ったのは、起承転結はブログに向かないという話でした。
イケダハヤトさんは留学をしたことがないようなので、留学に必要なTOEFLやGREという試験勉強もしたことがないと想像します。しかし、彼がインフォーマルに(暗に)推奨しているのは、起承転結を辞める代わりにTOEFLやGREで求められるような英語の文章構成を日本語で実践することでした。 続きを読む