英語の勉強が趣味のようになっているという人は多いのではないでしょうか。留学、就職試験、昇進試験、などなど大切な目標を達成するために英語が必要という人も多いでしょう。しか英語が本当に身につくのは、語彙、文法をふまえて、話し言葉を実際に聞いてみる、使ってみることです。

このインプット・アウトプット体験を増やすにはどうしたらいいでしょうか。私が日本に居たころは、駅前留学が流行っていましたし、今は電話、スカイプなどで英語のレッスンを受ける人もいるみたいですね。お金があればそのような機会が得られますが、逆にいうと英会話レッスンは時間が限られているので、日本に居ながら機会を増やすということは簡単ではないようにも思えます。

そこで、私の経験をもとに、英語の勉強が好きという人がインプット・アウトプット体験を増やし、楽しみながら勉強する方法を目的別に考えてみました。

１．大学院留学を目指す人へ

TOEFL Speaking対策：アメリカの理系の大学院を受験しようとする場合、通常TOEFLとGRE（のVerbal）という二つの英語のテストスコアの提出が必要ですね。TOEFLで特に困るのはスピーキング・セクション。日本人特有のアクセントで話すと減点対象になります。そこで、日本人のアクセントにどのような癖があるか教えてくれるYoutube videoをみると新たな発見があるのではないでしょうか。Rebecca Linquistさんのビデオは私たちの話す英語の癖を具体的に説明してくれて、しゃべりも面白く参考になります。彼女のビデオをYoutubeで他にも色々サーチしてみてください。

GRE Verbal 対策：GREは、留学生だけでなく受験生全員に必須とされるテストです。このテストのバーバル・セクションは大学院レベルの英語が使いこなせるかの指標となるので、語彙レベルの要求も高いです。さらに、GREの受験者（つまりライバル）にはネイティブスピーカーのアメリカ人が沢山。GREで出題される難解な単語には歯が立たない、暗記に困っているという人に、こちらもYoutubeでの勉強がお勧めです。手持ちのGRE対策参考書のサブ教材として毎日眺めると良いです。単語を連想させる極端な画像つきで記憶に残りやすいです。

さらに、３．で紹介するオンラインニュースを使った勉強法を取り入れると単語の用法も理解できるでしょう。