ズバリ大学院留学のためのGREテスト対策に興味があるひとが多いので、わたしの経験をご紹介します。科目別GREテストもありますが、ここでは一般のGRE試験(the GRE® revised General Test)について。ちなみに、新テストの自己最高スコアはQuantitative 167点、Verbal 154点、Analytical Writing 4点です。
はじめに
GRE対策の前に、重要だと思うことを述べます。まず、米国大学院出願パッケージの中でのGREテストの重要性は分野と学位によって違います。
多くのひとの関心は、「わたしのVerbalスコアで合格できるか」ということでしょう。Verbal難しいですよね。この疑問については、目標の学科や研究室に留学生(特にアジア系)が大多数の場合、それほど高得点でなくても良いが、アメリカ人ばかりの研究室だと出来る限り高得点をとったほうが良いという印象です。
前者は理数工系など非対人的研究ができる分野、後者は臨床・哲学系など人を対象に研究を行う分野かと思います。もちろん、超有名大学院は分野に関わらずエリートが集中するのでGREで高得点を狙いましょう。
だからまず、興味のある学科や研究室のウェブページで在籍する学生の情報 (Demographics)をみて、イメージをつかんでください。
また、PhD(博士)プログラムの受験ほうがMaster(修士)プログラムの受験よりも、高得点を要求されます。PhDプログラムは授業料免除があるところが多く、競争率が厳しそうです。
「実際の得点のめやすはどうなのよ。」というひとには、The Grad Caféの検索ページで受験生の合否結果と彼らのGREスコアの関係をサーチしてみることをお勧めします。
例えば、Searchボックスに「Pharmaceutical Sciences」と入れてみると、薬学分野を受験した人の合否結果一覧がでてきます。一覧のDecision & Dateの列で、小さな赤いダイヤモンドのマーク(♦)にカーソルを持っていくと、小さいウィンドウが表示されます。