効果的プレゼンテーション:欧米プロフェッサーの目


先日ラボ・ミーティングの後に、PhDの学生のディフェンス(博士号取得のための最後の口頭試験)があるというので見に行ってきました。ディフェンスのプロセスのうち、一般公開のプレゼンテーションと質疑応答の部分です。

わたしの感想は、「うーん、眠かった。。。」。

内容は面白かったのです。ですが、詳細なイントロが長すぎて、一番聞きたい本題(本人の研究内容)のスピードが早かった!一番熱意をもって発表できる部分は、もっとドラマティックに発表して良かったかも(早くて抑揚がなかったのが眠くなった原因)。

さて、「イントロが長すぎて、本題に割く時間がなくなってしまう」、これはプレゼンテーションで良くありがちなことですね。わたし自身のディフェンスも練習時そうでした。幸い、アドバイザーや友達が練習中に指摘してくれてたので修正でき、本番では良いバランスで発表できたと思うんですけどね。

プレゼンテーション(プレゼン)の時間配分は、日本語でも英語でも注意すべきところですが、英語のプレゼンでは特に注意を払いたいところがあります。

国際学会における英語のプレゼンの出来が良く関心を集められれば、聴衆の中のひとと国際交流に発展することがありえます。逆に、自分のプレゼン中に、スマホやコンピュータをいじっている人がいたら要注意です。学会出席者の中でも各大学の教授たちは忙しいので、英語のプレゼンがわかりにくいとマルチタスクに走りだすかもしれません。

先日の記事「アメリカで博士号をとる日本人、理系?文系?」で、日本のアカデミアが英語のレベルが原因でドイツ人教授に見切られてしまったかもしれない例を挙げました。

日本の大学院と交流をもつ欧米の教授は親日家が多いですが、特に親日家でない場合コミュニケーションの難しさから壁を作ってしまうことも多いです。

今回は、上記ドイツ人教授等から伝授された、プレゼンテーションのコツをリストすることにしました。


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