1年目秋セメスターを総括


もちろん、TAは模範解答を事前に貰いますが、おおまかなもので、また薬剤師にとっては常識な用語、例えばMONA-Bは、モルヒネ、酸素、ニトロ、アスピリン、βブロッカーのコンビネーション、といったことが調べないと全く分かりません。

PharmDを持ち、且つ薬剤師として働いていれば準備しなくてもTAができるようですが、わたしには負担が大きかったので、2回目の実習からロジスティック的仕事中心に切り替えさせてもらいました。

しかし、このTAの経験を通しても、アメリカの薬学生の教育は臨床応用も含めてしっかりしていると分かりますね。

もうひとつ、TAとして働くなか、教授との雑談で、日本の薬学部でもこんなシミュレーション施設をつかった実習があると凄く役立つと思う話をしました。先にも書いたように、この施設をもつようなSchool of Pharmacyは全米でもまだ少ないそうですが、最近中国などからとても関心を寄せられているということです。

日本からも興味があれば、見学にくれば良いとか言っていたので、もし興味があれば、どんどんコンタクトして実習を見学したりすれば良いでしょう。施設自体は、医学部、歯学部、看護学部も使っていて、利用料がかかるのがネックであるのと、見学には、相当英語のレベルがないと、難しい(恥ずかしい)ことはあるでしょう。

しかし、この教授はここの施設のプログラムの共同ディレクターだということですし、この立場にいるひとがポジティブなことを言ってくれるのは心強いですね。

臨床薬学での研究。

研究と題しましたが、コースワークとTAで既に一杯の秋セメスターで、研究には全く手をつけられませんでした。アドバイザーに申し訳なくて、顔が合わせられないぐらい。。。


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