1年目秋セメスターを総括


で、初めてファシリテーターの仕事をする1週間前ぐらいに知ったのは、うちの学校には全米でも数少ない病院を真似たシミュレーション施設があり、ここを利用して薬学生たちが、患者を問診し薬物治療計画を立てるシミュレーション実習をするのだということでした。

ファシリテーターは、実習で使用する(ロボットの)患者情報、たとえば、薬物治療歴、入院時の容態、臨床検査値、心電図、家族歴、など知っておいて、PharmDの学生による聞き取りに答えてあげて、学生が立案していく薬物治療計画をその場で採点する必要があります。

採点には、例えば、学生が問診の結果、心不全の中でもHFrEF (heart failure with reduced ejection fraction)と診断したケースでの、処方する薬物として正しい答え、間違った答え、投与経路と投与量も含めて全て知っておかないと対応できません。

シミュレーションに関しては、説明するよりもビデオが分かりやすいのでリンクを入れておきます。

薬剤師として働いたことがなく、この国でPharmDを持っているわけでもなし、ムリと思いながらも、2日間準備して実習に望みました。しかし、他のグループのファシリテーターは臨床薬剤師のレジデントたちが担当する中、私が担当したグループの学生たちにとっては、大変頼りなかったと思います。


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