アメリカの大学院選択に悩んでいるひとへ: 柔軟な授業登録


いま、アメリカの大学院の受験先を悩んでいるひとがいたら、入れたら面白そうだが自分のバックグラウンドが合わない大学院、自分のバックグラウンドが合う大学院、色々あると思います。今回の授業登録の話は、そんなひとにも少し参考になるかもしれないです。

 

1年目の秋セメスターがもうすぐ始まるにあたり、先日授業登録をしました。

授業登録は基本的にアドバイザーの承認が必要です。スカラーシップを貰う学生だったら、そのお金が授業料にも割り当てられるため授業料免除になります。なので、自分がサポートする学生がどの授業を選択するかというのは、先生にとっても重要なところと思います。

わたしの授業登録の場合は、ちょっと変則的。通常1年目で受講するメインの授業 (Core Course) を、既に修めています。だから、2科目分、将来の研究につながりそうなものを自由に選択していいことになりました。

2科目は、どの大学院の授業をとっても良いということでした。これは、医学、生物学、化学、バイオインフォマティックス、公衆衛生、看護などなど、薬学大学院外の授業も受講可ということです。

しかし、将来の研究につながりそうな科目を他の大学院から見つけるのは、結構難しい。うちのラボは慢性腎臓病の薬学です。

結果、アドバイザーの意見に沿いながら、一つは分子生物学を登録することにしました。正直、分子生物学は苦手で、生化学のほうが良かったのですが、自分の博士論文が基礎研究、臨床研究、どちらに転ぶか分からないから、ここで分子生物学の基礎を叩き込んでおいたほうがいいのかなということで。

分子生物学は、大学と大学院との間でクロス登録できる科目で、受講する学生はほとんど大学生です。ということは、日本で言うと高校の授業みたいに宿題も試験も沢山あって、きついことは間違いないでしょう(大学生レベルの授業はこれで終わりにしたい)。


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