夢を叶えるため他人に伝える勇気: 志望動機と自己表現の中のレジリエンス


レジリエントとは何でしょうか。

ここでレジリエントを例に挙げるのは、レジリエンス思考 (resilience thinking)という言葉が「浅田・羽生両選手が“折れない心”を持てる秘密」という記事にあったからです。

この記事ではレジリエンス [名詞] が「しなやかな復元力、回復力」と説明されています。しかし、個人を形容する際のレジリエント [形容詞] となると、しなやかな雰囲気よりも、アスファルトから生える雑草のように泥臭い感じがします(辞書上は「容易に回復するさま、打たれ強い」等)。

何度壁に突き当たっても、なんらかの方法で別の道を見つけて巻き返し進み続ける力です。

実際、私は今年合格しなくても、来年挑戦しようと思ってました。2012年に薬学分野でPharmDプログラムを受験をして以来です。不合格になって、あと1年は挑戦しようという、挑戦期間の延長を繰り返していました。

また、「クリエイティビティの素:瞬発力」の記事で私はアメリカの大学等で150単位以上とったと書きました。これも初めは授業を一つ取ってみる、という小さい一歩の気持ちでしたが、PharmDの出願要件を満たすまでもう少しできるのではないか、いう気持ちの繰り返し、挑戦期間の延長でした。

悪く言えば、しつこいな!ですが(笑)、素晴らしく良い表現にすると、不屈の精神です。羽生選手からは不屈の精神が感じられるのは間違いないですね。王子様のようで泥臭い感じはしませんけど、スーパー・レジリエントな努力でしょう。

今でも誰かに大学院への志望動機を聞かれたら、私は即座に説明をする自信がありません。志望動機に書いた説明が一番良くできていると思うからです。そういう意味で、文章として書き上げた志望動機は宝ものかもしれない。

自分の設定したゴールにたどり着く道が困難で挫折しそうになったとき、読み返すと良いだろうなと思います。

みなさんは、自己やゴールを(単語ではなく)文章で表現することがありますか。就職活動を始める前や、何かに挑戦する前に文章に書いておくことは、ブレないでゴールを掴むことに役立ちそうです。何回も自己分析と推敲を重ね自分にとってベストな文章にすることが良いと思います。


にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(アメリカ・カナダ)へ ブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です