映画「アリスのままで」を観ました。


Airplaneこんにちは。ただいま日本に帰省中のKettiです。

アメリカから日本までの機内で映画を3本も見てしまいました。先日の歯科医院の記事と同様、映画も5年以上見てなかったように思うので、流行も全く知らなかったですが、選んだ3本はどれもとても面白かったです。

今日はこれら3本のうちの一つ、「Still Alice」について少し感想です。

アカデミー賞受賞作品ということでご存知の方が多いでしょうが、日本語の映画タイトルはアリスのままで。機内では英語版のみだったので日本語版がないと思っていましたが、日本でも現在上映中とのことです。

この映画は先日の記事「認知症の予測にアミロイドβ:PET診断ありきの話?」でも取り上げたアルツハイマー病に関連する話なんですね。主人公が若年性アルツハイマー病に罹患してしまうという。

 

早期の段階からアルツハイマー病が急速に進行していく過程、実際生活するうえで患者自身の尊厳がなくなり情けない姿になっていく様子がリアルに、しかし綺麗に描かれています。偶然先日取り上げた話題に関連したこともあり勉強になりました。

しかも、わたしの記事中で紹介したニュースにもある、アルツハイマー病のバイオマーカー・シークエスタータンパク質という用語もでてきたりして、科学的に良く調べてある原作本だったのだなあと感心しました。

実際、原作本の著者Lisa Genovaは、ハーバード大学で神経科学のPhDを取得した科学者だと知り、そりゃそうだと納得です。この原作本も読んでみたいです。


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