もう一つ登録した科目は、メディカル・スクールの大学院、日本で言うと医学系研究科大学院での、「腫瘍生物学と治療学」。
これは腎臓系薬学の研究と直接関わりなさそうですよね。役立ちそうな、若しくは面白そうな授業が他に見つからなかったので、将来につながると言うよりは、これまでの仕事の経験を体系化する意味で学んでみようと思いました。
アドバイザーの先生は意外にもすぐ承認してくれました。わたしのアドバイザー、素晴らしいです。
腫瘍生物学はうちの大学院の授業でないので、講義をする教授からも承認を得る必要がありましたが、これもあっさりと承認がでました。
実は二つめのPhDを目指そうと決めたとき、医学系研究科の大学院も考えました。自分のバックグラウンドを考えると受験するのに説得力がないこともあり、薬学大学院に絞ったのですが、こんなところで医学系大学院の授業で勉強させてもらえるとは有難いです。
通常、他の大学院の1年目の学生が受講させてもらえるような授業ではないと思いますが、自分の癌分野での仕事の経験をメールに書いたところ、それで承認が降りたようです。あとで他の学生に難しそうな授業ねと言われ、少々ビビッてますが。。。
自分を売り込むことは大事ですね。
こんな感じで、学校やアドバイザーによりますが、学生のバックグラウンドや経験に応じて、授業登録はフレキシブル (柔軟)になることが多いです。フレキシブルにするためには、こちら側が納得に足る理由付けも必要だったりします。