こんにちは。昨日までテキサス州オースティンに行ってきました。結婚式に出席し、またテキサス大学オースティン校もたずねてきました。なかなか食べれないオーセンティックな日本食も食べてきましたよ。譲ってもらってファーストクラスにも初めて乗れたし楽しかったです!
さて、プレジデントオンラインより「「コツコツ」は時間のムダ! ハーバード式最新「勉強・仕事スキル」」という記事で、アメリカと日本で良いとされる勉強法は大きく違うという話題がありました。また、アメリカの大学は入りやすく卒業が難しいといわれます。アメリカの高等教育は日本のそれとどのように違うのでしょうか。
私はアメリカで計150単位以上とってきました。この単位は、正規の大学、大学院、社会人コース、オンラインなど幅広い種類、かつ、自然科学、医薬系、数学系、社会人文系、経済と幅広い分野を網羅しています。日本の大学を卒業したあと留学中にこれだけの単位をとったので、日米を比較するに足るバックグラウンドはあると思います。
そこで、今回は日米の勉強法がなぜ違うといわれるのか、わたしなりの考察およびアメリカ人の教授からの話を紹介しましょう。
ちなみに今年から始まる博士課程で更に60単位とる予定ですが、好きで単位を集めているのではありません。好きなことをするために、必要に迫られて単位をとっています。勉強は苦しいし、興味がない授業もありました。
この典型的日本人型勉強法を実践するわたしでもサバイバルできているので、アメリカで授業についていくために勉強法をまるきり変える必要はないと言えます。ただし、アメリカで高等教育についていくカギがあります。それは日本人のコツコツ型勉強法に「瞬発力」をプラスさせることです。
瞬発力をつけるというのは、日本人にはすこし難しいかもしれません。なぜなら、瞬発力は日本の教育で鍛えられない様々な素養をもって発揮できるからです。わたしがここで定義する瞬発力とは、「理解→自分のことばへの置き換え→表現」を瞬時におこなう力のことです。この作業で一番必要とされるのは「即興で考える力」だと思います。