大変おひさしぶりでございます。Kettiです。
アメリカの博士課程にて、学生ママ生活が8月末に始まり、1週目が終わって「1週目が終わりました」の記事を書くつもりが、どう考えても書くヒマがなく、4ヶ月ぶりの記事でいきなり1年目秋セメスターの総括となります。
MBAとも、Medical Schoolとも、生物系大学院とも、工学系大学院とも、そして疫学や生物統計があるPublic Healthともかなり違うと思われる、情報の少ない米国のSchool of Pharmacyのことなので、面白いかなと思います。
全体を一記事にするには内容が大きすぎるため、ハイライト的なものにします(何か特に知りたいことがあればご質問ください)。冬休み中時間がとれれば、別に記事を書くかもしれませんが、なければ時間がないのだということでご了解くださいね。
さて、この1年目の秋セメスターは主に3つのことを(本当は)しなくてはなりませんでした。1つ目はコースワーク、2つ目はティーチング・アシスタント (Teaching AssistantまたはTA) 、3つ目は実験が中心の研究です。
臨床薬学のコースワーク。
コースワークとは、課程で要求される必須及び選択授業をとるもの。うちのSchool of Pharmacyは、修士課程の学生は約1年間、博士課程の学生は約2年間、セメスター毎に15単位ずつとるのが通常です。
どんな感じなのか漠然としているだろうから、昔修了した生物統計の博士課程のコースワークと比較してみます。
生物統計学科では、セメスター毎に9単位を取ることになっていました。留学生は学生ビザを保持する条件としても9単位は必要です。また、大学院では9単位以上取ることがフルタイムの正規学生として扱われる条件です。
一方、それ以上授業をとりたくても、合計12単位ぐらいまでに抑えるようにアドバイザーの教授に注意されていました。大体の講座は3単位なので、実質、面白そうな講座があったとしても、1つ余分に授業をとれるぐらいです。授業をとりすぎて、成績が悪くなると、学校から追い出されてしまいます。