貧困問題:営業時間短縮かチップ制で改善?


アメリカは、スタバを除き、自営のカフェやレストランなどの時給は2-3ドルという話も聞きます。

本当なのか。

本当らしいです

あんなに一生懸命働いていて、2-3ドルの時給でどうやって生活をしているのかなと思ってしまいます。一方、アメリカのカフェは回転も悪いですし、利益率から考えると経営者にとっても時給を上げるのが難しいかもしれません。

深夜に営業しているレストランだって、お客があまり入らなければ、時給を支払うほうが利益より高いということになりかねないでしょう。

だったら営業時間を切り上げるか、時給を下げるかのどちらかですよね。時給を下げ分を補うために、チップは歩合制のような意味合いがある、従業員にとって大事な収入源でしょう。

例えば、一家族が50ドル(約6000円)分ほど外食したとすると、チップは通常チャージの20パーセントなので10ドル追加することになります。レストランに滞在する時間が2時間だとすると時給に10÷2 = 5ドルが加算されるので、時給2ドルで働いている場合は時給2 + 5 = 7ドルで働くのと同等になります。

さらに、アメリカのレストランは従業員が担当するテーブルが決まっているので、同じ時間帯に同様な家族が5グループ食事をすると、チップから加算される手取りは、時給で5×5 = 25ドル。つまり、トータルの時給が固定給2ドル+チップ代25ドル = 時給27ドルになります。

こうすると、健康保険をはらっても生活していけるレベルになるかもしれないです。

チップが歩合制という見方をすると、アメリカはどこまで行っても競争社会だなと思っちゃいますけど、このシステムは合理的でもありますね。


にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(アメリカ・カナダ)へ ブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です