カテゴリー別アーカイブ: 薬学

大御所教授のご来校。

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こんにちは。Kettiです。

今日はカリフォルニア大学サンフランシスコ校のDr.Benetが来校され、セミナーとランチミーティングがありました。薬学の世界ではとてつもなく有名で、今日はうちの大学院のインド人教授がホテルまでお迎えに上がったとのこと。 続きを読む

1年目春セメスターを総括

大変おひさしぶりでございます。Kettiです。

まずはじめに、今月発生した熊本地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りしますとともに、被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。

今も住む場所に困っていたり、電気、水や物資が足りず、毎日生きるのに精一杯という状況の方が多くおられることに心が痛みます。とくに、小学生から大学生まで、学校がスタートしたばっかりで、勉強ができる状況でないというのは辛いと思います。

わたしにできることは寄付ぐらいしかないですが、博士課程の月給をすこしばかり寄付しました。また、来月少し寄付する予定です。海外からの寄付の手続きは思ったより簡単でなくて、どのルートで寄付するのが、一番手数料がかからず現地に届くのかというのは、悩みどころです。

最近のできこと、予想通り体調を崩した話。

さて、熊本の大きな地震が起こったのは、日本時間で4月14日の夜でしたが、わたしは最初のこの地震をしばらく知らずにいました。というのも、アメリカ時間で同時期の4月14日朝から丸一日、体調を崩して、まったく動けなくなっていたからです。 続きを読む

変化には必ずついていくべき。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

こちらは新年まであと1時間あります。昨日、数年振りにアメリカでも忘年会に誘って頂き、かなり久しぶりにお酒のチャンポンして、大晦日の今日はとてもスローな感じになっていました。

おせちを用意し日本らしく新年を迎えようと思っていましたが、なんだか挫折しそう。

さて、今日の話題は、時代の変化についていくことです。 続きを読む

1年目秋セメスターを総括

大変おひさしぶりでございます。Kettiです。

アメリカの博士課程にて、学生ママ生活が8月末に始まり、1週目が終わって「1週目が終わりました」の記事を書くつもりが、どう考えても書くヒマがなく、4ヶ月ぶりの記事でいきなり1年目秋セメスターの総括となります。

MBAとも、Medical Schoolとも、生物系大学院とも、工学系大学院とも、そして疫学や生物統計があるPublic Healthともかなり違うと思われる、情報の少ない米国のSchool of Pharmacyのことなので、面白いかなと思います。 続きを読む

有名科学誌「ネイチャー」と「サイエンス」に関連し、論文執筆について思うこと

最近心待ちにしているものがあります。それは、科学誌「サイエンス」が届くこと。

先日「あるスカラーシップにノミネートされました」と学校からメールが届きました。サイエンスの無料購読が主な特典のようです。

サイエンスといえば、研究者の憧れの科学誌ですよね。わたしのこれまでの仕事は、サイエンスとそれほど縁のない分野、生物統計学、その臨床応用が主でした。なので、このような雲の上(?)の存在である科学誌を届けてもらえるということで、ワクワクしています。 続きを読む

アメリカの大学院選択に悩んでいるひとへ: 柔軟な授業登録

いま、アメリカの大学院の受験先を悩んでいるひとがいたら、入れたら面白そうだが自分のバックグラウンドが合わない大学院、自分のバックグラウンドが合う大学院、色々あると思います。今回の授業登録の話は、そんなひとにも少し参考になるかもしれないです。 続きを読む

痛いって耐えられない:トヨタ元常務役員のオキシコドンのニュースより

昨日の記事の歯内治療医の件、家で話すと「自分は同じところで歯茎にドリルで穴を開けられた」と夫に言われました。

ううっ、痛そうです。

歯痛にかぎらず、頭痛、神経痛、などなど、痛みって本当に耐えられないですよね。痛みがないときは忘れているのに、痛みがあると何も手につかなくなります。

しかし、一般的に日本人って痛みに鈍感だと思います。痛いと訴えるときには、病気がしっかりある状態になっていがちです。

しかも痛いと訴える表現も、欧米人と比べると日本人は控えめすぎ。 続きを読む

NMR授業: 信用から任される・信用を得るため教わる

こんにちは。最近薬剤師に関する記事が多かったですね。今回は、大学院の話をしたいと思います。

実はわたしNMRという分析機器が好きなんです。NMRは核磁気共鳴でNuclear Magnetic Resonanceの略です。自分の研究にNMRを使う予定はないんですけどね。 続きを読む

責任の範囲:薬剤師が注射を打つことからの考察

アメリカでは薬剤師が患者に注射を打つことができます。アメリカで生活したことのあるひとは、薬局で予防接種を打ってもらえることに驚いた経験があると思いますが、そうなのです。

注射に限らず、アメリカの薬剤師の責任と裁量の範囲は日本の薬剤師のそれと比べて大きいです。Pharmacist Magazineによるとアメリカの薬剤師は「処方権」というのがあるのですね。”医師から権限の委任を受けて処方を書くことができる”のだそうです。これはすごいですね。もちろん日本では出来ないことです。 続きを読む

薬学科、薬科学科?:アメリカの薬剤師とPhD

今回の話題は、日本の薬学部・薬学科および薬科学科、アメリカの薬剤師の道PharmDプログラムと薬剤師見学体験談、そしてわたしが薬学PhDプログラムに進んだ経緯です。

日本の薬学部薬学科が6年制になって早9年目になるんですね。薬学部をめざすひとは、薬剤師の資格が取れない4年制の薬科学科と2つの進路があって迷うことがあるようです。 続きを読む

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